2008年01月13日

接客業の質の低下を嘆く前にどうしてそうなって来たか理由を考えてみて欲しいんだけど。

粗悪と狡猾の間で
大阪の老舗ホテルのパーティに招待された。帰りにクロークで預けたコートを受け取り、駐車サービス券をもらうべく駐車券を差し出した。それを受け取ったクロークは不思議なものを見るような目つきで首を傾げ、駐車券をじっと見て固まった。この時点で私はこの駐車券をクロークから奪い取るべきだった。

 「ちょっとお待ちください」と、クロークは私の駐車券とともに誰かに尋ねにどこかに消えた。私を見送るべくホールから出てきている主催者たちと私は、ずっとそのクロークが戻るのを手持ち無沙汰に待った。私の車で共に帰ろうとする知人もまた、クロークを待った。

 随分経ってからクロークは戻り、私の渡した駐車券をそのまま私に返して言った。
「駐車サービス券は、2階フロントでお受け取りください」

 6階のパーティ会場で、クロークも6階にあるというのに、なんで駐車券だけが2階なんだ、といぶかしんだが、ホテルマンがそう言うのだから仕方がない。

 主催者たちに派手に見送られて、パーティ会場を後にした。

 2階のフロントで駐車券を出した。フロントは不思議なものを見るような面持ちでじっと駐車券を眺め、「どちらのご利用でしょうか」と聞いた。

 私が車を止めたのは、まぎれもなくこのホテルの駐車場だった。そのホテルを利用して駐車サービス券をもらうのに、ことごとく不思議な顔をされることに私は苛立った。

「6階のパーティのご招待です」

 それを聞いたフロントは、ファイルを探し、そのパーティの所在を長い時間かかって探しだした。やがて、「駐車サービス券は、6階でお渡しすることになっています」と言った。

「その6階で2階に行けといわれたのよ」
「しかし、6階でお渡しするようになっていますので」
「どうしてもここでは渡せないというわけ?」
「はい。6階で」
「じゃあ、もうけっこう」

 声を荒げ立ち去る客に、詫びもなく、平然とホテルマンは私たちを見送った。パーティを主催し、私たち客を招待した主催者の思惑とは真逆の、失礼千万、不快な結末を、ホテル側が提供した。

ペットの犬のセキが止まらない。すでに動物病院でもらった薬も効かないようだ。私は再度犬を連れて病院に行った。

 医師は真剣な表情で迷わず「血液検査とレントゲンを取りましょう」と言った。そして深刻な面持ちで「腎臓病です」と診断し、セキ以外に腎臓の薬が増えた。結局4万円請求された。

 それでもセキは止まらない。電話すると「今から来られますか」と聞かれた。診療時間外であることに恐縮し、感謝しながら病院に駆けつけてみると「超音波検査しましょう」と言い、「心臓病です」と言われた。セキと腎臓と、次は心臓の薬が増える・・・。

 「新たな病気を探しに通っているんじゃない。セキを治しに来ているのよ」と私は訴えた。医師は、ならばとセキ薬を処方した。1万円請求された。「私が留守のときに、他の先生に見てもらえるよう、念のため引継ぎをしておきましょう」と医師は他の先生にも診察させた。そこで新たな薬が追加され、また1万円請求された。あとで請求内訳を見たら時間外診療5000円がちゃんと計上されていた。

 犬がセキして、6万円が消えた。

 ペットの飼い主は、高額料金の治療を提示されたときに拒絶しにくい。「え?ペットがかわいくないの? それでも飼い主か!」という批判が恐いからだ。子供の病気の治療費をねぎる親も少ないだろうが、ペットとて同様だ。そして、その心理は、巧妙に利用もできる。公然とケチれない心理をついて、検査と称してやろうと思えばいくらでも治療費を上乗せできる。

 私たちが住む社会は欺瞞に満ちている。それは詐欺商法や悪徳金融だけじゃない。プロの名にはほど遠い粗悪な仕事が“老舗”の看板の下に普通に存在している。かと思うと、客の心理をついた狡猾な仕事が“慈悲”の名の下に立派に市民権を得ている。その間をかいくぐるようにして私たちの生活がある。

 だが、粗悪と狡猾のプロが増えるほどに、誠実と信念のプロが輝くことも知っておきたい。
どのプロになるかは、自分次第だ。

 駐車券で“固まる”ホテルマンを無能呼ばわりする資格は私にはない。
 商売上手なプロにかかれば、私こそが無能な客に映っているはずだから。

老舗が粗悪になっていると思うのであれば、
どうしてそうなっているのかということを
遙さんなりに考えて書いてくれれば面白いと思う。

それにしても遙さんのコラムを読んでいると
そんなにダメな接客に遭っちゃうって
遙さんにも問題は無いのか?といい加減問いたくなってくるほどだ。
posted by hikasu at 01:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これってただの転載アフィじゃないか。
本文だと思って読んでたら実は全部転載文章で、自分の意見は6行とか。
もはや引用ですらないじゃん。
「どうしてそうなってるか」ってこういうあなたの行為が答えだよ。
最近の日本はこんなのばっか。


Posted by u AC at 2018年06月13日 23:48
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