2007年12月04日

論談にあった池内さんへの批判。

論談を見ていたら池内さんについて書いてる人がいた。

池内ひろ美さんのコメントについて
( 平成19年12月04日 )

投稿者:  不明


 11月15日の産経新聞に 「 夫への怒り 殺意に 」 と題し、高齢の妻が夫を殺害した
ふたつの事件の記事が掲載されました。

三人の識者がコメントを寄せています。 まず池内ひろ美さんのコメントを引用―

50歳以降は、それまでに築いた夫婦関係の総決算。妻への“虐待”が続くようなら、怒りが爆発しかねない。良好な関係が保てているのなら、お互い感謝しあう心を忘れずに
―引用ここまで。

夫婦が良好な関係を保てなかったから殺人事件が発生したんじゃないんですか。 このコメントは読者へのアドバイスだそうです。

おそらく50歳以上の既婚読者に向けてのアドバイスなんでしょうが、アドバイスになっていません。 何のために発せられているのかさっぱりわかりません。

お互い感謝しあう心を持っている夫婦は、たいてい良好な関係を保てています。 そうじゃない夫婦が社会問題化してるわけで。

ついでに言えば、「 感謝しあう心 」 とか 「 良好な関係 」 とか、なぜこんな愚にもつかない言葉を使うのか謎です。 「 差別のない社会に 」 という横断幕を眺めているのと同じ気分になります。

車内放送の車掌も 「 お互い相手の立場を思いやり、豊かな人間関係をつくりましょう 」 と言っています。 電車で聞けることを、どうしてわざわざ新聞代を払って 「 識者 」 から聞かなくちゃならんのですか。

現実は 「 お互い感謝しあう心 」 など微塵もないにもかかわらず、「 良好な関係 」 とまではいかなくても、「 どうにか按配して 」 同穴に向かう夫婦はゴマンといます。 みんな自覚しながら夫婦やってるんです。

つまりみんなそれなりの知恵を働かせているというわけです。 そういう人たちに 「 感謝の心を忘れずに 」 は失礼です。 概ね連れ添って生涯を送るか、離婚しても命は無事なのが常なのに、なぜ二組の夫婦は殺人にまで至ったのか? まずそれを知りたいんですけど。

それを読んだ読者が自分を振り返ることで報道は意味を持つんです。 殺人に至ったケースを無理矢理普遍化し啓蒙しようとしているように見えます。

もしかしてこの悪文は記者の編集によるものかとも思いましたが、他の二人の識者の、少なくとも文章はまともです。 神戸学院大学人文学部の神原文子教授 ( 家族社会学 ) のコメントはこうです。 以下引用―

親族間の傷害事件は男性の犯罪が圧倒的だが、配偶者間殺人となると男女比率はあまり変わらない。日常いないと困るので夫は妻をいじめても殺しはしないが、妻は最後の手段として暴発する例がある
―引用ここまで

「離婚110番」のカウンセラー、渋川良幸さんのコメントを引用―

夫婦間でも悩みを気軽に相談しづらくなっている。感情が内に向かい、精神的に追い込まれる人が増えている
―引用ここまで

池内ひろ美さんも前述のアドバイスの前に事件の背景らしきことを語った後こう予測しています。 「 高齢化社会で同種の事件が続く可能性は大きい 」。

この程度のことは誰でも予測できます。

TVも新聞雑誌もコメントは入れるものだという先入観を捨て、優秀なジャーナリストが可能な限り正確な情報を迅速に伝えてくれれば読者 ( 視聴者 ) はありがたいんですけどね。

どうしてもコメントを入れたいのであれば、せめて有益なコメントを提供してほしいものです。

私も以前から思っていたのは、池内さんの言うことって
誰にでも言えそうな感じなんだよね。

確かにこの投稿者のおっしゃるように
良好な関係が築けていないから事件になるんだろうと思うと、
離婚問題を専門としているはずの池内さんには
どうして離婚せずに殺すという選択肢をとったのかとか
離婚出来ないと考える理由があるのであれば、
そんな人がどうすれば離婚出来るのかとか
どうすれば離婚せずに良好な関係を築けるのかとか
そういうことを答えて欲しいと思うんだよねぇ。

池内さんと細木は様々な面で似ていると思うけど、どうだろう。
posted by hikasu at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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